キンググローリアス号が死亡

 静内種馬場で功労馬として繋養されていたキンググローリアス号(30歳)(父:ニーヴァス号 母:グローリアスナタリー号)が7月2日(土)7:00に老衰のため死亡いたしました。
 本馬は現役時代ハスケル招待H(G1)などG1・2勝を含む9戦8勝。現役引退後1990年より静内種馬場で供用を開始。2010年静内種馬場での供用を最後に種牡馬を引退し、静内種馬場で功労馬として余生を送っていました。
 1993年初年度産駒がデビューし、ナムラコクオー号らの活躍によってファーストシーズンチャンピオンサイヤーと2歳(旧3歳)総合チャンピオンサイヤーを獲得。主な産駒には東海ステークス(GII)など重賞5勝し種牡馬入りしたワンダースピード号、サンスポ杯4歳牝馬特別(GII)勝ち馬のマックスキャンドゥ号、デイリー杯3歳ステークス(GII)優勝、日本ダービー(GI)2着のボールドエンペラー号、NHK杯(GII)などJRA重賞4勝のナムラコクオー号など中央、地方で20頭の重賞勝ち馬を輩出しています。

◆日本軽種馬協会静内種馬場 場長 中西信吾氏のコメント
「1993年ファーストシーズンチャンピオンサイヤーと2歳総合チャンピオンサイヤーを獲得するなど種牡馬として成功を収め、生産地を長く支えてくれた種牡馬でした。本当にお疲れ様でした。心よりご冥福をお祈りいたします。」

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