ロンジンワールドベストレースホースランキング及びJPNサラブレッドランキング 2014年

 『2014年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)』がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表されました。2014年1月1日(水)から12月31日(水)までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定されたものです。
また、併せて『2014年度JPNサラブレッドランキング』についても発表いたします。こちらは、JRAハンデキャッパー及びNARレーティング担当者の協議により決定したものです。


2014年度ロンジンワールドベストレースホースランキング
 日本調教馬がワールドチャンピオンと第2位になりました。ジャスタウェイが130ポンドで世界単独トップに、エピファネイアが129ポンドで単独2位です。
 第3位タイは、ヴァライエティクラブ、エイブルフレンド、オーストラリア、キングマン、ザグレイギャツビーの5頭で127ポンドとなっています。
 その他、詳細はこちらをご覧ください。

2014年度JPNサラブレッドランキング
 2歳トップはダノンプラチナで114ポンド。牝馬のトップはショウナンアデラで110ポンドとなりました。
 3歳トップはトゥザワールドで120ポンド、第2位はワンアンドオンリーで119ポンドです。牝馬はハープスターが117ポンドでトップです。
 4歳以上では、ジャスタウェイが130ポンドでトップ、エピファネイアが129ポンドで第2位です。第3位はゴールドシップで124ポンドとなっています。
 その他、詳細はこちらをご覧ください。

2014年ロンジンワールドベストレースホースセレモニー
 1月20日(火)イギリス ロンドンのクラリッジスホテルにおいて、2014年「ロンジンワールドベストレースホースランキング」の上位3頭(今回は3位タイが複数頭)を表彰する『2014年ロンジンワールドベストレースホースセレモニー』が開催され、世界1位のジャスタウェイ号および世界2位のエピファネイア号が「ロンジン ワールド ベスト レースホース」として表彰されました。
 「ロンジン ワールド ベスト レースホース」は、2013年より新設された賞で、国際競馬統括機関連盟(IFHA)が規定する前年度1月1日〜12月31日までの世界の出走レースを対象とし、国際ハンデキャッパー会議で決定した「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で好成績を収め、観衆を魅了したサラブレッドに贈呈される世界的な賞となります。
 セレモニーに出席した関係者のコメントは、以下のとおりです。

ジャスタウェイ号 馬主 大和屋暁氏のコメント
「本日、大変光栄な賞をいただけたのは、ジャスタウェイ号の走りを評価してくれた日本のハンデキャッパーの方々のおかげだと感謝しています。次はジャスタウェイ号の仔で世界一になり、またここに戻って来たいです。」

ジャスタウェイ号 須貝 尚介調教師のコメント
「日本の馬が世界一として表彰され、歴史的な快挙に携われたことをとても光栄に思っています。これもJRAをはじめ、応援してくださったファンの皆様、厩舎スタッフ、その他ジャスタウェイ号に関わった全ての方々のサポートの賜物です。今回のこの素晴らしい結果を今後にいかせるよう、これからも精進して、再びこのような場で表彰されるような馬作りに努力していきたいと改めて感じました。」

ジャスタウェイ号 福永 祐一騎手のコメント
「とても誇らしい気持ちになれました。ジャスタウェイ号が世界でこれだけの高い評価を得ていることを実感できましたし、私にとっても素晴らしい経験となりました。また、この場に来られるように日本の馬と一緒に頑張っていきたいと思います。」

エピファネイア号 馬主 (有)キャロットファーム代表 高橋二次矢氏のコメント
「こういった場でこのような素晴らしい賞をいただけることになり、本当に驚いています。3週前に初めて連絡があったときには『本当に?』という感じでした。キャロットファームにとって嬉しい出来事であり、会員の皆様が私以上に喜んでくださっていると思います。」

日本中央競馬会 理事長 後藤正幸のコメント
「ジャスタウェイ号、エピファネイア号の関係者の皆様に、心よりお祝いを申し上げるとともに、これまでのご努力に敬意を表します。ロンジンワールドベストレースホースランキングで日本馬が世界第1位、第2位という評価をいただき、栄えある賞を受賞したことは、私ども日本の競馬関係者にとっても誇らしいことと感じています。今後も、日本馬が国内外の檜舞台で活躍してくれることを期待しています。」

 
ジャスタウェイ号関係者   エピファネイア号関係者
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