規制薬物の検出について

2020年7月12日(日曜)第4回阪神競馬第4日第4競走に出走した「トロイカ」(牡3歳・大久保 龍志厩舎)の検体を理化学検査した結果、規制薬物である消炎・鎮痛剤「ジクロフェナク」が検出されました。
これは、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第14号(開催執務委員の命令・指示違反)に該当するため、管理調教師 大久保 龍志に対し、過怠金300,000円を課しました。

【参考 日本中央競馬会競馬施行規程(抜粋)】

第147条
第138条第1項各号及び第145条各号のいずれか又は前条に該当する場合を除き、次の各号のいずれかに該当する馬主、調教師、騎手、調教助手、騎手候補者又は厩(きゅう)務員に対して、期間を定めて、調教若しくは騎乗を停止し、戒告し、又は500,000円以下の過怠金を課する。

規制薬物は、治療を目的に施用される薬物であり、競馬法に定められた「禁止薬物」のような競走能力への影響は無く、馬の福祉および事故防止の観点から、その影響下にある馬の出走は禁止されているものです。
なお、ジクロフェナクは、消炎・鎮痛効果を目的として一般的に使用される治療薬です。

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