2020年度競馬番組等について

2020年度の開催日割については、京都競馬場整備工事に伴う開催の振替を行うとともに、東京オリンピック開催への対応および暑熱対策等を踏まえ、年間を通じて多くのお客様に中央競馬をお楽しみいただけるよう設定いたします。
また、重賞競走については、秋季競馬における古馬マイル路線の一層の充実を図るため、富士ステークスをGⅡ競走に格上げするとともに、開催日割を変更することに伴い配置を整備いたします。

  • 注記:本内容については、農林水産大臣の認可を経て正式に確定するものであることをご承知おきください。

開催日割については、より多くのお客様にご参加いただくとともに、スポーツエンターテインメントとしての一層の盛り上がりを図る観点から、以下のとおり設定いたします。

  1. 年初の開催は、1月5日(日曜)【中山・京都競馬】といたします。
  2. 年末の開催は、12月27日(日曜)【中山・阪神競馬】といたします。

年間4日の祝日を利用し、以下のとおり3日開催を実施いたします。

  1. 1月11日(土曜)から13日(祝日・月曜)【成人の日】中山・京都競馬
  2. 3月20日(祝日・金曜)から22日(日曜)【春分の日】中山・阪神競馬
  3. 9月19日(土曜)から21日(祝日・月曜)【敬老の日】中山・中京競馬
  4. 11月21日(土曜)から23日(祝日・月曜)【勤労感謝の日】東京・阪神競馬

京都競馬場整備工事を行うため、11月の京都競馬を阪神競馬に振り替えることといたします。
また、良好な芝馬場維持等を考慮し、7月の中京競馬と9月から10月の阪神競馬を入れ替えることといたします。

1月から3月の開催を第1回小倉競馬(12日開催)、第1回中京競馬(8日開催)といたします。
また、4月から5月の開催を第1回福島競馬(8日開催)、第1回新潟競馬(6日開催)といたします。

7月25日(土曜)から8月9日(日曜)は、東京オリンピック開催への対応および暑熱対策の観点から、札幌および新潟の2場開催といたします。
なお、函館競馬および札幌競馬は、開催時期をそれぞれ1週繰り上げることといたします。

競馬場毎の開催日数については、以下のとおりといたします。

  • 札幌競馬 2開催14日
  • 函館競馬 2開催12日
  • 福島競馬 3開催20日
  • 新潟競馬 4開催26日
  • 中山競馬 5開催43日
  • 東京競馬 5開催45日
  • 中京競馬 3開催23日
  • 京都競馬 4開催37日
  • 阪神競馬 6開催48日
  • 小倉競馬 2開催20日

(1) 富士ステークス(GⅢ)のGⅡ昇格について
マイルチャンピオンシップ(GⅠ)の前哨戦としての位置付けを明確にするため、富士ステークス〔1,600メートル 芝〕をGⅢからGⅡに昇格し、併せて負担重量も変更いたします。

注記:なお、富士ステークスのGⅡ昇格については、日本グレード格付け管理委員会において承認されました。

(2) 開催日割の変更に伴う実施日・実施場等の変更について
開催日割の変更に伴い、一部重賞競走の実施日・実施場等を変更いたします。
(3) 競走名を変更する競走について
クラシック三冠を含むJRA・GⅠ競走7勝を記録し、種牡馬としても7年連続リーディングサイアーを獲得するなど輝かしい実績を残したディープインパクトの功績を称え、報知杯弥生賞(GⅡ)(皐月賞トライアル)を報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)(皐月賞トライアル)へ改称いたします。

2.に出走できるについて

地方競馬所属馬の中央競馬への出走機会を拡大し、地方・中央の交流をより一層促進する観点から、特指に出走できる地方競馬所属馬について、現行の出走資格に、「収得賞金が2歳馬で150万円超、3歳馬で300万円超、4歳馬で500万円超の馬」を加えることといたします。
また、カク地特指に出走できる期間を、4歳12月末日まで延長いたします。

3.各種シリーズについて

(1) ワールドオールスタージョッキーズについて
ワールドオールスタージョッキーズは、2019年度に引き続き、第2回札幌競馬第5・6日に実施いたします。
(2) サマーシリーズについて
夏季競馬の振興を図るため、2019年度に引き続き「サマーシリーズ」と題して「サマースプリントシリーズ」、「サマーマイルシリーズ」、「サマー2000シリーズ」および「サマージョッキーズシリーズ」を実施いたします。
また、サマーマイルシリーズのさらなる充実を図るため、米子ステークス(L)〔1,600メートル 芝・外〕を新たに対象競走といたします。
(3) ヤングジョッキーズシリーズについて
見習騎手の注目度を一段と高め、騎乗数の増加および騎乗技術の向上を図るとともに、年末の中央および地方競馬双方を盛り上げるため、2019年度に引き続き、中央および地方競馬所属の見習騎手による「ヤングジョッキーズシリーズ」を実施いたします。
なお、本シリーズは、全国の地方競馬場で実施する「トライアルラウンド」と年末の「ファイナルラウンド」で構成され、ファイナルラウンドの出場騎手は、トライアルラウンドの成績上位の騎手から選定いたします。

4.3走成績による平地競走の出走制限の見直しについて

以下の場合において、「3走成績による平地競走の出走制限」の回数に含めないことといたします。

(1) 出走した競走にかかわらず未出走馬が出走した場合
(2) 対象競走において2走連続して9着以下となった馬が、中央競馬・地方競馬等いずれの競走にも出走せずに2ヵ月以上経過した後、最初に出走した競走が中央競馬の平地競走であり、9着以下となった場合

5.海外遠征協力金の設定について

国内GⅠ競走の競走内容のさらなる充実を図る観点から、国内外の競走で優秀な成績を収めた馬が、本会の指定する外国の競馬の競走に出走、また、帰国後に本会の指定するGⅠ競走に出走した場合において、出走した馬の馬主に対して協力金を交付することといたします。

注記:表は横にスクロールすることができます。

交付対象競走
交付対象競走 交付対象馬
凱旋門賞 パートⅠのGⅠ競走で優勝した本会所属馬
(ただし2歳時の成績を除く)

注記:表は横にスクロールすることができます。

交付条件
交付条件 協力金の額
(1)交付対象競走に出走
(出国後、馬体故障等やむを得ない事由により出走できなかった場合を含む)。
500万円
(2)交付対象競走に出走し、当該年度のジャパンカップまたは有馬記念に出走
(出走取消および競走除外を含む)。
1,000万円

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