新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
皆様には、日頃より中央競馬をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

昨年は、中央競馬サークルを挙げて様々なプロモーションやイベント等を展開し、年間を通じて多くのお客様に中央競馬にご参加いただくことができました。全国の競馬場では白熱したレースが繰り広げられ、GⅠレースに昇格となりました春の大阪杯では歴戦の名馬たちが覇を競い、年度最終開催日に行われたホープフルステークスでは若駒が春のクラシックに名乗りを上げる姿に、お客様からの熱いご声援を賜りました。
また、海外競馬に目を向けますと、勝馬投票券の発売開始から1年余が経ち、これまで以上に日本調教馬の参戦する海外G1レースに注目が集まる中、3月のドバイ、4月の香港での優勝等により、日本の競馬のレベルの高さを広く内外にアピールすることができました。
多くのお客様のおかげで、一年を通じて中央競馬が盛況のうちに開催できましたことを、改めまして厚く御礼申し上げます。

さて、今年もJRAでは、お客様に中央競馬をお楽しみいただけるよう、様々な取組みを行ってまいります。GⅠレースをはじめとした各競走については、年間を通じた各種プロモーションやイベント等を行うことにより更に盛り上げてまいります。また、開設100周年を迎える福島競馬場では、これまでのご愛顧に感謝すべく記念イベントを計画している他、全国の競馬場やウインズにおきましても様々なサービスを提供していきたいと考えております。
競馬番組面では、3回京都競馬に芝・1,200mの新設重賞「葵ステークス」を編成、桜花賞のトライアル競走である「チューリップ賞」をGⅢからGⅡに格上げいたします。また、ダート競馬の祭典として例年地方競馬で実施されておりますJBC3競走を、11月4日(日曜)の京都競馬でJRAの競走として行います。
勝馬投票券の発売においては、専用ICカードを利用したキャッシュレス投票システムを一部の競馬場・ウインズで導入する等、お客様により便利に勝馬投票券をご購入いただけるよう取り組んでまいります。

JRAは、今年も、「お客様のための中央競馬」という理念の下、引き続き「レースの迫力」「馬の美しさ」「推理の楽しみ」が一体となった競馬の魅力を高め、夢と感動をお届けしてまいります。
引き続き皆様からのご愛顧を賜りますよう、JRAスタッフ一同、心よりお願い申し上げます。

平成30年1月1日
日本中央競馬会理事長 後藤正幸

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