2013年度 東京競馬記者クラブ賞の決定について

 東京競馬記者クラブ(加盟17社)は、2013年度の東京競馬記者クラブ賞について審議を行い、東京競馬記者クラブ賞として、手塚 貴久調教師(美浦)を、また特別賞として後藤 浩輝騎手(美浦・フリー)を選出しましたのでお知らせいたします。
 なお、授賞式は2014年1月5日(日)、中山競馬場で行う予定です(昼休み・4レース終了後)。


東京競馬記者クラブ賞

手塚 貴久調教師

(受賞理由)
関東馬の劣勢の続くなか、桜花賞(GI)をアユサン、朝日杯フューチュリティステークス(GI)をアジアエクスプレスで制覇。別の馬でGI2勝を挙げた。朝日杯では関東馬のGI連敗記録を14でストップ。芝初挑戦で芝GI優勝の初快挙を成したアジアエクスプレスも賞賛に値する。受賞する可能性があるJRA賞・最優秀2歳牡馬とは別に、当クラブの賞を進呈したい。

〜手塚 貴久調教師の受賞コメント〜
「関東馬の連敗を特に意識してやっていたわけではありませんが、偶然そういう結果になり、こうした賞をいただけることになって喜んでいます。本当にありがとうございます。今のスタイルで結果を出せているので、これからも背伸びはせず、自分の形を崩さずにやっていきたいと思っています。受賞理由となった2頭ですが、アユサンは12月25日(水)に美浦トレセンへ帰厩。牧場で乗り出したばかりなので、目標は決めずにじっくりと調整していく予定です。アジアエクスプレスは12月21日(土)にノーザンファーム天栄へ移動。まずはゆっくりと休ませ、今後のことは芝・ダートを含めてもう少し考えさせていただきます。」

特別賞

後藤 浩輝騎手

(受賞理由)
頚椎骨折の重症を負い、手術、リハビリを乗り越えて10月5日(土)、東京競馬場で384日ぶりにカムバックを果たした。その後も、同14日のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI) (盛岡競馬場)で交流GI制覇を果たすなど顕著な活躍を見せた。JRA賞とは別の趣旨を持つ当クラブの賞を進呈したい。

〜後藤 浩輝騎手の受賞コメント〜
「光栄です。ケガがあったからこそいただけたもので、ケガをプラスに替えられたと思います。本当に良かった。自分でも頑張った甲斐がありました。この賞に恥じないように、これからも頑張ります。」

★過去10年の受賞者はこちら(PDF)をご覧ください。

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