エイシンフラッシュ号の関係者コメントは以下のとおりです。
●馬主 平井克彦氏のコメント
「エイシンフラッシュは亡き父・平井豊光にとってかけがいのない馬で、馬主人生36年目にして初めてとなるダービーオーナーの称号を与えてくれました。人生最後の寿司を食べたのも天皇賞(秋)(GI)の夜でした。残念ながら昨日の有馬記念(GI)は回避となりましたが、GIレースの出走回数が17回で3着以内も8回と、タフさと安定した強さには驚かされました。種牡馬として第二の人生をスタートしますが、父に似たハンサム・美人な子供が誕生するかと思いますので、子供も応援してください。今までたくさんの夢を見せてくれてありがとう、お疲れ様、そしてこれからもよろしく。」
●管理調教師 藤原 英昭調教師のコメント
「いつも元気に表舞台に立っていましたが、そこに至る苦労を少しでも分かっていただきたく、エイシンフラッシュの軌跡を映像にまとめました。エイシンフラッシュは日本男児らしく、我慢強くひたむきに走り、弱みを見せない強さを持っていました。能力も高かったため、いつも考えさせられながら励みにしていました。ダービーの勝利は今後経験できるか分からない貴重な体験です。」
●ミルコ・デムーロ騎手のコメント
「多くの方の前で勝つことができた天皇賞(秋)(GI)は、一生忘れられない思い出です。エイシンフラッシュは、決して諦めないとても強い馬でした。子供にもぜひ乗りたいです。」
●内田 博幸騎手のコメント
「今は亡き平井豊光オーナーも天国で引退を見届けてくれているのではないでしょうか。エイシンフラッシュには難しい面がありましたが、能力がありスタッフが苦労して育てたことで、大きな栄冠につながったと感じています。自分が騎乗しなくなってからも、エイシンフラッシュの活躍を見て、彼の子供に乗りたいと感じていました。今まで夢と感動を与えてくれてありがとう、お疲れ様でした。」
●生産者 社台ファーム 吉田照哉氏のコメント
「とても均整の取れた馬体で、いつも毛艶が良く輝いていました。顔もキリッとしていて、まさにサラブレッドという馬でした。折り合いが難しく、騎手も苦労したようですが、うまく決まった時はとても強かったです。シンジケートは人気があり、たくさんの種付け申し込みをもらっています。サンデーサイレンス系の牝馬に種付けができるので配合もしやすく、良い子供が産まれると考えています。エイシンフラッシュがここまで活躍できた要因である丈夫さを、子供もぜひ継いでほしいです。」
2012年 天皇賞(秋)(GI) |
<プロフィール>
◆ | 馬 主 | : | 平井 克彦 |
◆ | 調教師 | : | 藤原 英昭 |
◆ | 生年月日 | : | 2007年3月27日 |
◆ | 血 統 | : | 父 King’s Best 母 ムーンレディ |
◆ | 生産牧場 | : | 社台ファーム |
◆ | 成 績(2013年12月23日(祝・月)現在)
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2010年 | 京成杯(GIII) 日本ダービー(GI) |
2012年 | 天皇賞(秋)(GI) |
2013年 | 毎日王冠(GII) |