新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

皆様には、日頃より中央競馬をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

平成から令和へ改元となった昨年、中央競馬では「天皇陛下御在位30年慶祝第93回中山記念(GⅡ)競走」、「天皇陛下御即位慶祝 第160回天皇賞(秋)(GⅠ)競走」と、2つの慶祝競走を実施いたしました。菊花賞では、第一線で活躍を続ける武 豊騎手が、昭和・平成・令和の3元号でのGⅠ制覇を達成しました。また、競走馬では多くのJRA所属馬が海外のG1競走に勝利するなど活躍し、日本競馬のレベルの向上を感じさせました。国内では、3歳馬が牡馬も牝馬も混戦となり、三冠レースをすべて違う馬が勝利したことが話題となる等、年間を通じて多くのお客様に中央競馬をご堪能いただきました。

さて、本年もJRAでは、お客様に中央競馬を楽しんでいただけるよう、様々な取組みを行ってまいります。

まず、日頃から中央競馬をご愛顧いただいているお客様に感謝の意を表するとともに、JRAのこれまでの歴史を振り返る日として、昨年実施した「JRAアニバーサリー」を本年も実施します。

開催日割については、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会への対応および暑熱対策等を踏まえたうえで、また、京都競馬場整備工事に伴う開催の振替を行ったうえで設定しましたが、さらにマラソン・競歩が札幌市で実施されることを受け、北海道での競馬が順調に開催できるよう、当初発表の函館競馬・札幌競馬の日割についても一部変更しました。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

なお、開催時期に変更はありませんが、報知杯弥生賞(GⅡ)は、昨年この世を去ったディープインパクトの功績を称え、報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)へ改称することとしております。

キャッシュレス投票サービスについては、一昨年から導入を開始した、専用ICカード「JRA-UMACA」を用いて「馬券レス」、「現金レス」で簡単に勝馬投票券が購入できる「UMACA投票」を、引き続き全国に展開していきます。

本年もJRAは、お客様を第一に、皆様にご満足いただけるよう、「レースの迫力」、「馬の美しさ」、「推理の楽しみ」が一体となった競馬の魅力を高め、夢と感動をお届けします。

引き続き皆様からのご愛顧を賜りますよう、JRAスタッフ一同、心よりお願い申し上げます。

令和2年1月1日
日本中央競馬会理事長 後藤正幸

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